第5回 トーラドーラ杯 呪文シリーズ
2025年9月18日、福岡県北九州市の北九州市立障害者スポーツセンター「アレアス」にて開催された〈第5回トーラドーラ杯 呪文シリーズ〉に7名で参加しました。
福岡・北九州・熊本・大分の4チームが参加し、午前中はフットサルをモチーフにしたさまざまな種目を行い、午後からはフットサルで総当たりの対戦を行い、それぞれの種目の勝ち点の合計で勝敗を競いました。
1種目めは参加した35名全員で行う「GOGO!列車DEじゃんけんゲーム」でした。最初に1対1でじゃんけんを行い、負けた人は勝った人の後ろにつき、その後は勝った先頭の人同士がじゃんけんを行い、負けた列車は勝った列車の最後尾につくのを繰り返します。最後に大きな1本の列車ができあがったら先頭の人から順に35点、34点、33点・・・、最後尾の人が1点と得点がそれぞれのチームに入ります。インクルFCは137点を獲得しましたが、4チーム中3位でした。
2種目めからは、下位チームが上位チームから選手を先に1名引き抜くことができ、引き抜かれた選手は一緒に移籍する選手を「お供」として指名し、次に上位チームが下位チームから同様に選手を引き抜くという移籍システムにより、それぞれ各チームから2名が他のチームでプレーすることになりました。
2種目めの「カールゴルフ」は、キックで転がしたボールを前方に置かれたコーンにどれだけ近づけられるかを競いました。コーンの周りに置かれたフラフープの内側にボールが入れば5点、入らなかった場合はコーンから近い順に3点、2点、1点となり、奥の壁にボールが触れた場合は0点というカーリングのようなゲームでした。
初めて参加したメンバーが5点を獲得したり、ボールが予想外の方向に曲がったりしてとても盛り上がりました。インクルFCは17点を獲得しましたが、1種目めに引き続き3位でした。
3種目めの「バー当てチャレンジ」では、ボールを蹴ったら自分でボールを拾いに行き次の人に渡して次の人がボールを蹴る、というふうに1個のボールでリレー形式で行うものでした。当てる場所はクロスバーだけでなくゴールポストでもOKのルールだったので、浮き球を蹴るのが苦手な人はゴロでポストを狙っていました。1人で3回バーに当てる活躍を見せた選手もいて、初めての種目1位を獲得することができました。
午前の部最後の4種目め「異世界PK合戦」では、今大会のサブタイトルにも付いている「呪文カード」を用いたPK合戦でした。各チームそれぞれ好きなタイミングで5枚ずつ与えられた呪文カードを使用し、くじ引きで1~6番の数字が書かれたボールを引いて呪文を発動(ハズレもあり)させるというもので、例えば攻撃時であれば得点が2倍や3倍になったり相手キーパーの使える部位を限定(頭だけ・足だけ)することができたり、守備時であればキーパーの人数を増やしたりキッカーにアイマスクを着けさせることができたりして大いに盛り上がりました。
インクルFCは、今回が初参加のゴールキーバーが何度もナイスセーブを見せたり、得点倍増のチャンスをしっかり決め切り、1回戦、決勝戦と連勝し「バー当てチャレンジ」に引き続き種目1位を獲得しました。
2種目連続で1位を獲得したため、午前の部の順位ポイントが1位と1ポイント差の2位で折り返すこととなりました。
午後からは「異世界フットサル」を4チーム総当たりで行いました。それぞれの試合ごとの勝ち点が、午前中に獲得した順位ポイントに加算されて最終的な順位が決まります。各チーム1試合につき3枚ずつの「呪文カード」が与えられ、くじ引きによってゴールが一時的に広くなったり、その場でPKを獲得することができたり、相手チームの選手を一定時間3人退場させたりすることができました(ハズレもあり)。試合時間が残り2分になったところで、試合をしていない2チームの代表がくじを引き、当たりが出たら試合をしているチームのどちらかに追加で1枚呪文カードをプレゼントすることができるチャンスタイムもありました。
インクルFCは1勝2敗と勝ち点を伸ばせず、最終的に順位ポイント+勝ち点が同点2位となりましたが、競技点の差で総合3位に終わりました。
表彰式ではインクルFCの選手が、トーラドーラ杯初参加の選手が対象の新人賞を獲得しました。
初めて参加したメンバーも多かったですが、「楽しかった」「疲れたがリフレッシュできた」との感想が聞かれました。種目ごとに違ったメンバーがそれぞれ活躍でき、笑顔が多く見られたのが印象的でした。
今回も楽しい企画・運営をしてくださったトラムート北九州の皆さま、ともに参加した福大ファイヤーバード・チームドラゴンの皆さま、本当にありがとうございました!
.png)